地下アイドルの、不安げな視線が好きだ。
地下アイドルのライブ、通称現場に行ったことはありますか?
私は、数年前とある女性地下アイドルグループにドハマりしていました。
キッカケはSNS、地下とは思えないほどかわいくて衝撃を受けたのを覚えています。
地下アイドルは無料でライブをしたり、女性は入場料無料などのキャンペーンを行っていることもあり、勇気を出してある日行ってみました。
汚い男ばかりのオタクが集まるイメージである、現場に。
もっと、地下アイドルにハマりました
ハマった理由は、
写真よりもステージ上は可愛かった(握手会で近づくと化粧の濃さに驚くのであくまでもステージ上)
ライブ、というものはそもそも楽しい
女オタは珍しくすぐに覚えてもらえる、神対応をしてもらえる
などです!!
でも、でもね。
ハマってしまった最大の理由は、
彼女たちの不安げな視線
なんです。
グループで活動している以上、人気に差が出るのは当然のこと、残酷な現実です。
そんな中、自分を推しているオタはいるのか、パフォーマンス中に少し不安げな視線で客席を見るんですね。
その視線が、
捨てられた子犬というか
Sっ気をくすぐるというか
とにかく守ってあげたいとなぜか思い、ハマる原因となったんですね。
アイドルからすればオタクの戯言だと思うかもしれません。
現場に行ったことのない人からすれば、何を言っているんだと思うかもしれません。
それでも、私はこれから現場に行こうと思っている人には、
あの視線に惑わされてハマりすぎないでほしいな
とも思います。
そして、もうハマっている人には、意識して見てみてほしいなと思います。
もっと、ハマってしまうかもしれないけれど。
地下アイドルは、将来への希望も高いとは言えず、寿命も短い職業です。
そんなただでさえはかないアイドルの不安げな視線は、美しいです。
私は、そう思います。